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市民の皆様の声(ご意見・ご提案)
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[ID:9905] 小学校からの下校時の熱中症対策として冷凍庫を導入して欲しい
2025年7月更新

分類 [ 学校・教育 ]

小学校からの下校時、児童は真夏の最も暑い時刻に学校を出発します。全国有数の暑さである久留米市では特に熱中症の危険性が高く、市として対策を実施して頂きたいと考えています。
全国の複数自治体にて、小学校に冷凍庫を設置し熱中症対策に役立てている事例が増えています。久留米市でも同様の対応を実施して頂けないでしょうか?
片道2km以上の道のりを登下校している児童がたくさんいます。真夏は大人でも身の危険を感じる暑さです。児童の安全確保のためぜひ前向きな検討をお願いいたします。
また、冷凍庫の導入に限らず、その他熱中症対策も併せてご検討お願いいたします。
回答致します
この度、小学生の下校時における暑さ対策として、保冷剤の配布についてご提案いただき、誠にありがとうございます。お子様たちの健康を案じられるお気持ち、深くお察しいたします。
他自治体におきまして、下校時に保冷剤を配布する取り組みが行われていることは承知しております。しかしながら、久留米市におきましては、現状として市内すべての小学校の児童を対象とした保冷剤の一斉配布は難しい状況にございます。
その理由としましては、主に以下の点が挙げられます。
全児童への安定供給の難しさ
市内の小学校に通う全児童数に対応できるだけの保冷剤の確保、適切な保管場所の確保、そして日々安定して配布を継続するための人員体制の確保が極めて困難であること。
衛生面・管理面での課題
大量の保冷剤を適切に管理し、衛生状態を保ちながら配布するには、専門的な知識と徹底した管理体制が必要となること。特に、溶けかけた保冷剤の再凍結や衛生管理には細心の注意が求められます。
費用面での負担
継続的な保冷剤の購入費用は、市の予算において大きな負担となること。
久留米市としましては、お子様たちが安全に下校できるよう、各学校と連携しております。例えば、登下校時の声かけや見守りの強化、日中の屋外活動における水分補給の徹底と休憩の呼びかけ、体調不良時の早期発見と対応などを各学校に促しております。
また、お子様の登下校時に帽子の活用を呼びかけているところです。
しかしながら、本年度も含め熱中症が心配される気温が続くことが予想されます。長期的に考え、提案いただいた内容も含め検討をしていきたいと考えます。
今後も、子どもたちが安心して学校生活を送れるよう、現状で可能な限りの対策を講じてまいりますので、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

教育部学校教育課 TEL 0942-30-9217
担当課
教育委員会 教育部 学校教育課