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市民の皆様の声(ご意見・ご提案)
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[ID:9954] 公共施設をフレグランスフリーにしてください
2025年9月更新

分類 [ 保健・衛生・動物愛護 ]

市庁舎を始め、図書館やシティプラザなどの公共施設では、フレグランスフリーの方針を明確にしていただきたいです。香水や整髪料、柔軟剤などに含まれる人工香料で不調をきたす「化学物質過敏症」という症状があります。内閣府が「化学物質過敏症は、障害者差別解消法の障害者になり得る」との認識を示していることはご存じでしょうか(平成29年2月22日 第193回国会 衆議院 予算委員会第六分科会第1号国会答弁)。つまり行政には障害を取り除く安全配慮義務があることになります。匂いは縦横無尽に広がり、避けようがありません。被害を防ぐには、公共施設内での香料製品の使用を控える以外にないと考えます。
参考までにですが、宝塚市では、市長自ら次のように発言しています。『公共施設をフレグランスフリーゾーンにすることにつきましては、香水や柔軟剤などに含まれる化学物質の影響が少ないフレグランスフリーな空間は、香害に苦しむ人がいない、誰もが快適に過ごせる空間であり、全ての人の人権が尊重されるまちづくりにつながると考えています。市の施設は多くの方が利用される公共空間であることから、市役所以外の施設においても、ポスターを掲示するなど周知啓発を図り、フレグランスフリーな空間となるよう努めます。』(令和4年12月14日第4回宝塚市定例会。宝塚市公式サイト掲載議事録より)。香料の匂いに耐えられる人しか公共施設を使えないのでは公平とは言えません。久留米市もぜひ取り組んでいただきたくお願いします。
回答致します
「化学物質過敏症」は、生活環境中の微量な化学物質に反応して、頭痛、めまい、吐き気など体調不良の症状が現れるものとされていますが、その病態や発症メカニズム等は明確になっておりません。 
一方で、柔軟剤等の香りにより頭痛等の症状が発生するなど、周囲の配慮が必要な方々もおられます。 
市としましては、人が多く集まる公共の場や電車・バス等の利用において香り付き製品を使用する際は、このことを正しく認識していただけるよう、効果的な周知啓発の取り組みについて検討してまいります。

 健康福祉部保健所総務医薬課 TEL 0942-30-9724
担当課
久留米市 健康福祉部 保健所総務医薬課