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FAQ(よくある質問)
市民の皆様から寄せられた、よくある質問などを掲載しています。
[ID:8072] 避難行動要支援者名簿について知りたい
2024年4月更新

分類 [ 防火・防犯・防災 ]

避難行動要支援者名簿とはどのようなものですか。
回答致します
(避難行動要支援者名簿とは)
 災害時に自力やご家族の力では避難をすることが困難な方(避難行動要支援者)に市が作成する名簿に登録いただき、行政と地域がその名簿情報を共有し、地域による日頃の声かけや避難情報の伝達、安否確認などの支援を行うための名簿です

(なぜ名簿の取組みをするようになったのか)
 災害時は自分の身は自分で守ること(自助)が基本ですが、自力やご家族の力では避難するのが困難な方がおられます。災害の規模が大きくなれば行政や、消防などの支援(公助)も困難になります。阪神淡路大震災の際に公助により救助された方は全体のわずか1.7%でした。
 その時に自力やご家族以外の友人や隣人、通行人など地域の方々の共助により救助された方の割合は30%にものぼり、地域の支え合いの大切さが明らかになりました。
 また、過去の大規模な災害時に、自力やご家族の力では避難をすることが困難な方の情報を地域の方が把握していた地域では、迅速な避難情報の伝達や安否確認、避難誘導が行われ、被害が少なく抑えられたことから、この名簿の取組みが全国的に取り組まれるようになりました。

(名簿の登録対象者は)
・ご自宅にお住まい(医療機関に入院されている方や福祉施設に入所中の方は除く)で
・災害が発生し、また、災害が発生する恐れがある場合に自力又は家族の協力による避難が困難である方で、下記のいずれかに当てはまる方のうち
・日頃から名簿情報を避難支援等関係者へ共有することに同意をいただいた方になります。

ア 要介護3以上の認定を受けている方
イ 身体障害者手帳1級又は2級の交付を受けている方
ウ 療育手帳Aの交付を受けている方
エ 精神障害者保健福祉手帳1級の交付を受けている方
オ 上記以外で災害時の避難行動に支援が必要な要配慮者の方

(名簿情報はどういったところに共有されるのか)
 名簿情報を共有する避難支援等関係者は、
 市の防災部局や福祉部局、校区コミュニティ組織(自主防災組織)、自治会、民生委員・児童委員、市社会福祉協議会、校区社会福祉協議会、広域消防本部、消防団、警察です。

(名簿に登録したら必ず助けてもらえるのか)
 この名簿は地域の方に、ご近所にいる避難行動要支援者の情報を共有しておくことで、日頃の見守りや災害時の支援に役立てるものですが、災害時は地域の方々も同時に被災し、ご自分やご家族の身を守らねばなりませんし、地域の方に支援する責任や義務を負わせるものではないため、登録をいただいたとしても確実な支援や安全を保障するものではありません。
 ご自身でも日頃からご近所づきあいや、災害に対する食料品などの備蓄や避難場所の確認、避難場所までの移動手段の確保、早めの避難を心がけていただく必要があります。

(では、名簿登録には意味がないのでは)
 名簿登録をいただいていない場合は地域のみなさんには、地域のどこに支援を必要としている方がいるのかが分からず、支援が遅れたり、届きにくくなります。
 ご登録いただくことにより、日頃からのつながりもでき、支援の可能性が高まることになります。

(名簿登録の申し込み方法は)
 登録申し込みは随時受け付けています。
 登録申込書は市役所地域福祉課、各総合支所市民福祉課、各校区コミュニティセンターに用意しています。
 地域福祉課にご連絡をいただければ、ご自宅への郵送もできます。

○担当課 健康福祉部地域福祉課 電話0942-30-9174
担当課
久留米市 健康福祉部 地域福祉課
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